2008-05-07

たのしい Ruby - 1

さて、Xubuntu も入った。Ruby も入れた。Emacs も OK (ruby-mode も) ということで、Ruby の勉強を始めたいと思う。単純に趣味として。

高校 2 年生の時、同じクラスの I 君が「これ、面白いよ」といって貸してくれたのが村上春樹の『ノルウェイの森』だったんです。子供の頃からわりと本を読むという行為に抵抗がなかったというか、どっちかといえば好きの部類に入る方だったんでしょうけど (佐藤さとるとか眉村卓あたりが好きでした)、中学生になって部活やらなんやらでずーっと読書から遠ざかってたんですね。自覚はなかったんですけど、もしかしたら『飢え』のようなものもあったのかもしれない。

それが『パーソナルな読後感』で定評のある (笑) 村上春樹を読んじゃったもんですから大変です。ご多分に漏れず「我こそは一番の読者なり」なんて勘違いもして、とにかくその時に手に入る村上春樹の本はすべて読む。さらに村上春樹が影響を受けた (とされる) 、チャンドラー、ロス・マクあたりのハードボイルドやらキングやらレイ・カーヴァーやらヘミングウェイやらヴォネガットやらディケンズやら。ともかく村上春樹を読んだことのある方はわかると思うんですけど、『カタログ文学』なんて揶揄されるくらいですから、たどっていくのは非常にたやすいんです。『ディビッド・コパフィールド』、読み応えあったなあ。もう、あらかた忘れちゃったけど (笑) 。

あ、音楽の趣味は村上春樹とは合わなかったみたいです。つか、もうすでに好きな音楽の方向性は固まっていたので。

えー、そこでですね、「ああ、オレって文系だなあ」と思っちゃったんです。たぶんそうなんです。で、もう文系なワタシなもんですから、理系的なものがイヤなわけです。いや、このあたりちょっと自分でも頭おかしいんじゃないかと思うんですけど、ともかくその当時はそうだったんですね。ええ。

その後も本を読んだり、映画を観たり、音楽聴いたりと、まあなんというか『文系的生活』を送ってきたわけですが、1996 年 (だったかな?) に仕事でパソコンを使うハメになりました。パソコン。略さずにいうとパーソナルコンピュータ。いやはや、コンピュータですよ。理系の総本山じゃないですか (違うと思う) 。いうなればイスラムでいうところのメッカ、真言でいうところの高野山、天台でいうところの比叡山ですよ (だから違うと思う) 。こんなね、クリーム色の四角い箱 (NEC の 98 シリーズでした) に与するわけにはいかない。お前とオレはアレだ。仕事上の付き合いだ。砂漠のようにドライな付き合いなのだ。ああ、道端ですれ違ったとしても、声なんてかけないでくれたまえ。という感じでまあ文書作成や表計算、経理事務くらいの使い方だったわけです。

そう、最初のうちは。

えーと、なんだか長くなっちゃったんで続きます。おい、Ruby はどこへいった?

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