2008-05-16

集合体としての湖

今年はやっぱり何もかもが少しだけ早いようで、もう田んぼに水が張られました。苗の生育が早かったらしいです。

苗を植えるまえの水田というのはただの水溜まりなので、まわりを水田で囲まれた農家などは、見る角度によるとまるで水の上に浮かんでいるかのように見えます。

月の夜、街灯のない田舎の一本道で車を走らせていると水面に月の明かりが反射して、一種独特の感覚が味わえます。浮遊感があるっていうか。David Bowie の Space Oddity なんかが似つかわしい感じ。

で、年配の人と話しているとたまに聞く話で『田んぼに水が入ると、ちょっとだけ寒くなる』というのがあります。えー、ホントかよ、って私なんかは思うんですがちょっと気になったので考えてみました。

旭川の水稲の作付面積は こちら によると 6330 ヘクタールだそうです (平成18年) 。ヘクタールってどのくらいなんだろ?ってことで Google さんに「6330ヘクタール」と訊くと、63300000 平方メートルですよと換算してくれました。親切だなあ。キロに直して、63.3 平方キロメートルが旭川中の水田を集めた面積になりますね。へー。

どうもまだ実感として大きさがわかんないです。ということで、こちら で実際の湖の大きさと比較してみます。一番近い大きさの小川原湖ってのは見たことないんでいまひとつですが、とりあえずは十和田湖以上浜名湖未満って感じですか。ううむ、なかなかデカいかも。遊覧船が走っててもおかしくないサイズですねえ。

ここまできたら、Google さんに「ルート(63.3/3.14)」と尋ねて円の半径を割り出します。約 4.5km ってことなので、旭川駅を中心として地図上に表示してみましょう。



おお、なんというか市内ほぼ全滅。ハリウッド映画みたい。しかしまあ、浅いとはいえ 1 週間ほどでこれだけの面積を水がおおうってんだからスゴいなあ。これは気温くらい下がっちゃうかもしれない。

ああ、なんかどこにもたどり着かない感じの投稿だな、これ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ようやくコメントの仕方がわかったので、改めて・・。

ハウインタレスティン!