2008-06-04

ロカについて

子供の頃から気になっていることがありまして。まあ、タイトルの通りなんですけれども。

あ、『ろ過』のことでもないし、『ロカ』(中島らもの絶筆小説) のことでもないですよ。『口 (ろ) 』と『力 (か) 』についてなんです。漢字が先で、後に片仮名が作られたんだと思うんですけど、なんだってまたこんな紛らわしい形状にしたんでしょうかね?

Wikipedia さんに訊いてみると、
  • 加 => カ
  • 呂 => ロ
ということらしいんですが、なぜそのときに「『カ』だとさあ、力 (ちから) と間違えやすくね?」とか「『ロ』ってお前、口 (くち) と同じじゃん (笑) 」「あー、ですよねー (笑) 」「いやー、もうちょっとなんとかしないとさあ」なんて話にならなかったのかと。

もともとルビ用につくられたものらしいので (ルビとはいわないか。訓点)、当時の人は片仮名単体で使われるとは思ってなかったかもしれんですけど、今の世の中『そんな使われ方は想定してませんでした』じゃあ済まされないわけですよ。もしここにタイムマシンがあったなら、9 世紀始めに戻ってその片仮名を作ったという奈良の古宗派の学僧とやらに PL 法のなんたるかを叩き込んでやりたいです。いいか、21 世紀にはなあ、電子レンジを買うとトリセツに『ペットを乾かす用途には使わないで下さい』という文言がはいるくらい製造責任について厳しくなっておるわけだよ。それをなんだ君たちは。あやまれ。後世の人々にあやまれ。社長以下、担当者を並べてテレビカメラの前で頭を下げろ。え?なんですか?電子レンジの話は都市伝説?あ、そうなんすか?いえね、ネットで調べたらそんな話が載ってたもんですから。え?ネットの情報を鵜呑みにしちゃいけない?いやあ、そうですねえ。ご説ごもっとも・・・・

えーと、ともかく。紛らわしいことは紛らわしいですよね。そうですよね。

しかも近年『~力 (りょく) 』というタイトルの本が多いじゃないですか。本屋さんでも広告でも、その『~力 (りょく) 』を見るたびにびくっとするというか、なんというか『しゃっくり』が出るような感覚に襲われるんです。なので、新書の棚の前を通るときなんて、まさにしゃっくりの連続ですよ。もう恐ろしくて本屋になんていけないです。だってほら、しゃっくりって 100 回続くと死ぬっていうじゃないですか。アレですかね?私、齋藤孝を訴えるべきですかね?え?それも嘘?しかも都市伝説ですらない?あー、ハチクロのネタなんですか、そうですか・・・・

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